フレブルの「ぶん太」との出会い

人生で初めてのブログ。。。まさか私が。。  

大丈夫でしょうか(笑

 

何故書こうと思ったのかが大事だと思うから書きます。

私の世界一大事なフレブル「ぶん太」に悪性の肉腫が頭部に出来た事。

そして家族になって2年ほどで発見した、未だに原因も状況も把握出来ていない症状に今も悩まされている事。

もし同じ症状や病状が大事な家族のわんちゃんにいらっしゃる様でしたら少しでも役に立ちたいとも思ったし、何よりぶん太との思い出も今後は形に残したいからです。

そして今より動物医療がもっと進んで欲しいと思ったから。

今日まで散々誤診であったり、判断がし難い状況に何度も出くわしてきて、何が最善の策なのか分からなくて悩んできました。

たくさん病院にも行ったし、調べてみたけど全然解決策が分かりませんでした。

自分が出来る事に限界を感じる事ばかりでした。

このブログで世界の獣医さんの参考になる事があれば幸いです。

ただ私の説明がド素人なので宜しくお願いします(笑

 

 

現在私(37歳)と主人(34)、フレンチブルドッグの「ぶん太」♂と、チワワの「やまと」♂と、ウーパールーパーの「ゼン」と暮らしています。

今回のブログはフレブルのぶん太が主役です。

 

うちの子は2014年4月産まれで、ペットショップで7月に購入、家族になりました。

私が情緒不安定な時期もあり、支えてくれる家族が欲しかったからです。

(実家や親戚には本当に感謝してます。。。。)

家族として迎えて1年程した時、離婚を機にぶん太と私は分譲マンションから賃貸アパートへお引越し。

私にはぶん太が居てくれれば満足でした⭐︎

金銭面も大分苦労したけど今となっては大事なぶん太との思い出です。

 

更に1年後の2016年、前足を骨折した事がきっかけでとんでもない事実が発覚しました。

当時お世話になっていた動物病院の院長先生から、骨折したレントゲン写真を見てもっと詳しく調べてみては?と提案してくださった事がきっかけでした。同時にてんかんも出ていました。

埼玉にある動物医療センターに院長先生が紹介状をかいてくださり、何と送迎までにしてくれました。私が離婚を機に金銭を工面するために車を売ってしまい、交通手段が車以外ない病院だったためです。真面目に感謝しかありません。

 

病院でMRIやCT、血液検査も含めて結構調べた。

写真は当時の物です。

f:id:bull412:20210216200218j:plain

素人の私が見ても分かるレベルで頭部の頭蓋骨に空洞や切れ目がある。

この検査から原因は特定出来ませんでした。

ビタミンD欠損なのか、早くも癌なのか、先天性の病気なのか、ごはんのせいなのか、、、、色々考えても先生も不明だそうです。

詳しく調べる為には、頭蓋骨を採取して調べる方法しか無いと言われた。

私も調べたかったけど金銭面と、まだぶん太が若い事、主治医の先生との対話内容で「今ではない」と判断しました。

今となっては後悔しかしてない。若いとか関係なかった。。。

まずはてんかんも治療しなきゃいけないし、同時に皮膚炎が半端なくていつもカイカイしながら過ごしてた。フレブルにはよくある膿皮症やノミダニアレルギーも発症した。

食事療法や投薬であったり、ストレスを与えないようにしたり、なるべく毎日1時間以上河川敷を散歩して過ごしてきた。自宅に長時間居ると悪化していました。

減感作療法もした。

私が特に気を配ったのはぶん太のご飯だった。

色々SNSで調べてカナガンをチョイス。めっちゃ食いつき半端無い(笑

当時の私には高価なドッグフードだったけどこれで良くなるなら良いと思ってた。

私は人間だからどうにでもなるけどぶん太はそうもいかない。

いよいよ自転車で(ぶん太用にママチャリをカスタマイズ)動物病院に片道30分近く通うのがしんどくなる季節になったので、動物病院の隣りの隣に引っ越した。

丁度その頃に今の旦那さまと出会って同棲も始めた。

家族が増えて嬉しい反面、またぶん太に何かあったらどうしようという不安はずっとあった。同棲してもぶん太中心の生活で旦那にもそろそろ何か言われそうだなーと思いながら心配してたけど、旦那はそんな人じゃなかった。

私の意向にいつでも協力してくれるし、なによりぶん太を大事にしてくれます。

ありがとうございます。。

 

しばらくして、てんかんが大分落ちつた。投薬も2年近くして私の独断で終了した。

皮膚の薬やてんかんの薬やらとにかく少し薬の数を減らして様子を見たかった。

てんかんはその後全く出なくなった。

その頃に旦那が珍しくチワワを購入した。今の「やまと」が家族になりました。

健康優良児で今も病気一つしてない子です。

すくすくと大きくなって、今じゃぶん太より態度がデカい!

フレブルがチワワに押されてる状況です(笑

 

2019年暮れに、ぶん太の左目に白い点が見えた。

気のせい?と思う程の点だったけどすぐさま病院へ。

先生も「よく気がついたねー」と言われる程のレベルだった。

この頃から白内障が出始めた。早すぎる発見だったなー。。

東京にある専門病院にまた紹介状を書いていただき診察したところ、やはり白内障だったけど現状ではまだ早期過ぎて現状を見守るだけしか出来なかった。

ヒアルレイを頂いてとにかく今も点眼しまくっている。

1回の診察料が高い(笑

なのでまとめて目薬をいただく様にした。

保険適用にはなるけど今後の治療ために貯金したかった。

 

 

2020年夏に念願のマイホーム購入!!

ぶん太もやまともウーパールーパーも引っ越し。

ぶん太にとっては3回目の引っ越しだね💦

負担ばかりかけてごめんね。。

引っ越し後に、初代ウーパールーパーが虹の柱を渡りました。

初めて買ったウーパールーパーだけにショックでした。

暑さに耐えきれず水温が上昇してしまい体力が奪われてました。

今回をきっかけにサーキュレーターと水槽専用クーラーを購入。

さすがに旦那も絶句(笑   

数万しましたから。。

2代目ウーパールーパー、「ゼン」ちゃんを迎えました。

環境がかなり良いはずなので長生きして欲しいです✨

 

2020年12月頃、私の気のせいかもしれないけどぶん太の息切れや体力の減少が気になり出した。でもいつもと変わらず遊ぶし走るし吠えるし、、、、。気のせいかな?

そうこうして年明けを迎えました。

 

2021年1月、頭部右上がモッコリしている事に気がつく。

触っても嫌がらないし、とっても固いのでもともとこんな感じだったけ?と毎日旦那に話してました。さすがに写真で今までのぶん太と比較してもよく分からないし、今までの経緯があるので引っ越して初めて病院を変えるきっかけになりました。

初めてにも関わらず親身に病院も対応してくれました。

ただ頭部の症状は初診の先生では判断が難しいのか「勘違いでは?」ぐらいだった。

なのでこの機会にもう一度徹底的に検査をしたい旨をお伝えして、2016年にお世話になった専門機関に紹介状を書いていただきました。

専門機関で1回目は症状や経緯を説明して検査日を予約した。

結構説明したので先生も結構メモしてました。

今まで与えた薬、注射、白内障の経緯など全部説明した。先生も話に追いついてくるのに大変だったと思います。

 

予約して2回目の診察。

この日は前日の夕飯も絶食させて検査の予定でした。

以前の私が知っている病院ではなく、改装されていて内装もかなり今風でモダンな待合室になっていました。素敵です。ウッドテイストで各部屋にソファが置いてあり、腰をかけると何故か監視カメラが目線上にある。。。。どの部屋にもあるみたい。

落ち着かない。めっちゃ見張られてる気がする(笑

ようやく準備ができたのか看護師さん?が部屋に来た。

「担当医の〇〇です」とご挨拶されましたが、1回目の時にお会いした先生ではなかった。

何の先生?と思いながら今回は何故検査を希望されたのか聞かれた。

結構待たされたけどようやく順番が来たと思ったらまた説明しなきゃいけないの?と思った。しかも経緯が長いだけに非常に不愉快だった。

先生に「以前ご説明致しましたが、引き継ぎなどは聞いてらっしゃらないのですか?」と聞くと「はい!聞いてません」とハッキリ言われました。

その瞬間に不安しかなくて逃げたくなった。

これから何が原因なのか特定するために全身麻酔をするのに何も聞かされていないとは。

絶句してしまった。検査中に何かが起きて対応出来るのだろうか?と感じた。

そんな事考えたら不安しかないので、申し訳ないが受付で事情を説明して病院を出てしまった。ぶん太ごめんね。

その帰り道にまた初診で病院を探した。違う専門機関にしたかった事と、ホームドクターを探す必要がありました。

以前、引っ越し前でお世話になった院長先生には本当にお世話になりました。

でも看護師さんが沢山変わってしまい、ぶん太の検温の際にお尻に入れる体温計の入れ方が悪くてぶん太が怒ってしまったり(痛そうでした)、会計が違ったり、診察中もぶん太を抑えられなかったり、、、院長先生には申し訳ないですが行きづらくなりました。

しまいにはぶん太が体温を看護師さんが測ろうとすると唸る始末に。。

院長先生以外はぶん太が受付なくなりました。

ごめんなさい。。

とりあえず初めての土地で何処の病院がいいのか全然分からないのでググった。

自宅から近い事、ぶん太と長い目で向き合ってくださる病院探しは真面目に苦労した。

自宅近辺には動物病院が結構あった。ただ最悪の事を考えて私が自宅に居ない時は旦那が自転車でも行ける距離がいいのでなるべく近めで探した。

住宅街にこじんまりとした病院ですが、口コミがめちゃくちゃいいので行って見ました。口コミはそこまで信じないけど今は頼るしかないなーって。。。

行ってみたらとても皆さん良い方達ばかりでした。女性の先生に経緯を説明して専門機関の紹介状を書いて頂きました。

頭部のコブ?が既に大きくなってきた事、元気がない事から直ぐに予約を入れてくださいました。本当にありがとうございます。

 

予約当日に一人で専門機関に行きました。初診って本当に緊張する。

また不安要素が出てしまったらどうしようかと順番が来るまでそんな事ばかり考えてました。

遂に呼ばれて診察室に入ると予想以上に若い先生でした。

歳は関係ないと個人的には思うのでとりあえず事の経緯を説明させていただきました。

経緯が長いので先生も何度か時間軸を戻しながら質問をしてきてくれました。

軽はずみな事は言わず、現状をひたすら私に説明してくれました。

この時のぶん太には既に後ろ足の痙攣が出ていた。意識ももうろうとする動きがあったので、可能性として考えられる事を幾つか説明してくれました。

私の理解力が乏しくて先生も説明が大変だったと思います。

次回のMRIの予約を入れて帰宅。。。

 

2月9日、ぶん太も私も検査でヘトヘトになりました。

MRIの映像でぶん太の頭蓋骨が以前より半分近く骨が無くなっていました。

鼻の奥はほぼ無く、頭部の上にいけばいくほど骨がスカスカ。。。。骨が薄れてしまっていた。

以前より明らかに進行してる。

何で?何で?そればかり考えてた。

2014年の時の判断を凄い後悔した。1分近く無言で泣いてたと思う。声を出して泣けばいいのに、こらえてしまった。そのせいで全然泣き止めない。愚かで飼い主失格だとか、何でうちの子がとか、、、2014年の時に味わった悲しみと悔しさとか、私の辞書じゃ表現出来ない感情をまた今も感じてる。悔しい。

更に最悪な事に脳にも白く影があった。

右脳と左脳、それぞれにある。しかも右脳が左脳を押している様に、右脳と左脳のセンターラインが左脳に歪んでしまっていた。

丁度右脳の頭部上にコブ?がある。そのコブ?が影響していのかも分からない。

先生がひたすら説明をしてくれている。

泣きながら私も話は聞いているけど聞くので必死だった。理解が難しい。

こんなに時にメモ用紙とペンを忘れて何もメモれなかった。

でも先生が紙に書いてくださいました。ありがとうございます。

とりあえず前に進まなきゃ。

私がしっかりしないといけない。

今度こそ後悔しない為にも、気になった事は全て検査してこの際全ての原因を突き止めて欲しいと思った。

1日も早く普通の生活に戻してあげたい。

先生にそのままお伝えして、病理検査の結果待ちとなりました。

検査結果を待つ時間が長い。。1週間近くもかかるのか。長い。。。

日に日に状態が悪化してて、最悪発作が起きたら危ないと言われたので万が一に備えようと思う。

ぶん太は私以上に疲れているはずなのに私の顔をずっと舐めてくれる。

この日からぶん太と私でクイーンのベットを独占する事に。

検査で頭部のコブ?を採取するのに切開したからやまととは別で寝させる事にしました。

旦那とやまとは別室で寝るように。ありがとうございます。

クイーンのベットにぶん太といると真面目に広いっっw。

昔、ぶん太と住んでいたアパートの頃を思い出しました。あの時はどんなに貧乏でもぶん太と布団で寝る時は本当に幸せでいつも満たされてました。

特に冬は部屋が寒いせいで、ぶん太の温もりで離れるのが嫌で朝起きるのが本当に辛かった事も思い出した。ずっとずっとこうして毎日一緒に寝ようね。。そう思っていたら寝落ちしてました。

 

2月15日、病理検査の結果が出た。21時に病院から電話が来ました。

ついつい電話で「お待ちしてました!」と言ってしまった。仕事じゃないのに(笑

検査をしてからたった6日間ぐらいでかなり症状が悪化してきた。

最悪の事も想定はしていたけど、電話で改めて結果を聞いた時は頭が真っ暗でメモ用紙に書くので一杯一杯でした。

コブは肉腫で悪性でした。脳の影は悪性ということから癌の疑いがあるとの事でした。

19日に専門医の先生と治療方針につてぶん太と行く事にしました。

この日は何も考えていないのに涙は出るし、会社にも状況を説明してお休みをお願いさせていただいたり、ぶん太を家族と思ってくれている父にも連絡した。

幸い次の日が休みだったからめっちゃ泣いても大丈夫だった。

泣いても良いならちゃんと泣いておきたかった。

いざとなったら何がぶん太にとって最善の選択なのか、ちゃんと考えられる様にしたい。

そもそも最善って何が基準なんだろう。。

犬として、家族の一員としてとかあると思う。。

とりあえずもう少し私が病気を知りたいのでめっちゃ調べるよ!!

専門用語は見てれば覚えるだろうけど横文字の専門用語は難しいから頑張るわ!

ネット上にはたくさんの情報がある。その分精査が難しいと感じた。

とにかくぶん太のご飯をもう一度見直してみた。

今のご飯は皮膚アレルギー専用フードでタンパク質が非常に低い。

体力が必要なので今のご飯とタンパク質を増やしてみよう。野菜はそのまま継続。

明日はぶん太をお留守番させなきゃいけない。

共働きだと仕方ないが飼い主としてどうなんだろうか、、、と考えるときもある。

金銭的な余裕も今はないからギリギリまでは仕事をせざるを得ないとか今も考え中。

留守番に便利なペットモニターでぶん太がちゃんと呼吸出来ているのか、寝返りは打てているのか、排便は出来ているのかチェックしまくりの毎日。

今日はご飯を食べながら後ろ足2本とも外に全開に開脚していた。

とんでもない柔らかさだけど、見ているこっちは胸が苦しい。

それでもご飯を食べてくれているだけ安心だけど、足の感覚が本当に減っているのは事実

。しょっちゅうつまずくし、たまに4本足で立ち上がったとおもってもその場で立ったままでしばらくは何もしない。。そのうち意識が薄れて後ろ足から座り込むだけ。

昔から両手を毛が無くなるまで舐めていたけど今は一切しなくなった。

耳もよく後ろ足で掻いていたけど一切しなくなった。

吠える事も一切しなくなった。

トイレも日に日に回数が減って便秘気味なってる。

4本足で体を支えていられる時間が減ってきている。

水分補給の数も減ってきている。

増えた事はぼんやりしている時間と睡眠時間。最悪だ。

あえてサークルは撤去した。ちょっとの段差で転けてしまうし、行動意欲がサークルのせいで減ってしまう様な子だと思うから。

動けるうちは可能な限り動いて筋肉を使って欲しい。

 

今日はブログデビューなので長文になりました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

簡潔に丁寧に書いたつもりですが言葉足りずの文章です。。

夕方から書き始めて6時間もかかってしまいました。

文章にするのが苦手な私ですが、宜しくお願い致します。

 

さっ、ぶんちゃんと寝よう✨

今日もおつかれ様でした!!

f:id:bull412:20210216233219j:plain